名も無き勇者の詩

荒れ果てた大地を耕して
男は未来を取り戻そうとしてる

自分の生まれた土地だろうと
自分の生まれた土地じゃなかろうと
男にはきっと関係無いだろう
それでも生命をかけて挑んでる



凍てついた大地を解かすのは
振り絞った汗と強い意志の力

誰の為じゃなく自分の為じゃなく
金の為じゃなく名誉の為じゃなくて
男はひたすら汗を振り絞る
託すべき未来をただ残す為に



傍観者でいる事は容易い事だけど
男は自分の生命よりも未来を選んだ

自分の守るべき人だろうと
自分が守るべき人じゃなかろうと
男にはきっと関係無いだろう
いつか産まれくる笑顔の為に



長い時