身近に棲む昆虫の標本展

昭和22年頃から採集された昆虫の標本1400点の展覧会が開催され、その会場警備のボランティアとして行った。

中には珍しいものとして、採集当時の新聞記事にもなった、冬虫夏草の「オサムシタケ(オサムムシに寄生しているキノコ)」も展示されていた。

同じ種類でありながら、少しずつ形や紋様が変わっていたり、また、同じ様な模様でありながら別種であったり、と昆虫達の自然界に対する様々の対応振りに感心した。

子供の頃、「便所こおろぎ」と言っていたのは「カマドウマ」のことであったり、「くそバッタ」は「ひしバッタ」のことであったり、正式の名前も知ることが出来た。