酒は静かに飲むべく!檀ふみの教室。…素浪人の『万葉集漫談』(195話)

今度のNHK「日めくり万葉集」は檀ふみの、酒の歌で始まる。

(195)  酒坏(サカヅキ)に 梅の花浮かべ 思ふどち
       飲みて後は 散りぬともよし
   巻8・1656 大伴坂上郎女(サカノウエノイラツメ)

解説・ 盃に梅の花を浮かべ、親しい仲間が集まって酒を酌み
楽しんだ後は、梅よ、もう散ってしまってもいいぞ。という挨拶の歌で、世に広く知られます。
優艶な万葉衣装を身につけて、柔和な頬を仄かに染めて舞う、檀ふみの艶やかな姿がふっと、去来するような…。
わが小川町では町おこしで始めたのですが、毎年、「おがわ仙覚万葉まつり」で小川和紙で作っ