俳句歳時記〈夏〉

ふるさとの 訛りなつかし 歳時記の
 句達の中に そを見つけたり

★『俳句歳時記〈夏〉』(草間時彦/講談社)を読みました。

《一人居の網戸虫籠に似て青し  有馬?子》

《菖蒲葺く背に東海の潮おらぶ  西島麦南》
※「叫ぶ」を、田舎では「おらぶ」と言います。この句も、その意味だと思います。懐かし〜い!

《蚊帳…最近ではあまり用いられなくなってしまった》
※やはり、網戸の普及によるものでしょうか? 家の窓も網戸を張っていますが、猫が引っ掻いて大きくなった網目や換気扇の隙間からでしょうか、たまに入って来ます。寝ている時、1匹でもいればもう眠れません。と