今年の桜も満開が過ぎ、桜吹雪の時を
迎えました。

「桜吹雪」の季節になると、私は必ず思い
出す光景があります。

息子が2,3歳の頃、毎日のように彼を
自転車の後ろに乗せて近くの公園に
行っていました。
私にしっかりつかまっていた彼の手の温もりを
今もよく覚えています。

電車の見えるその公園は彼のお気に入り
でした。
桜吹雪の中、電車が来ると駆けずり回って
見に行った彼の笑い声が、今でも耳に
残っています。

あの頃は、後にこんなにも思い出になるとは
夢にも思ってはいませんでした。

舅、姑は所謂「孫のお守」などはなさる方々では
ありませんでした。