先の読めない相場は続く

大震災から一ヶ月が経過した、大きな余震が相次いで発生、被災地域だけではなく日本経済全体或いは世界のマーケットにも不安や動揺は収まっていない。原発事故はチェルノブイリと同等のレベル7という最悪レベルまで引き上げられたがその解決策が見えず危機は依然として続いている。そんな中、日経平均は先週比176円安い、9,591円で終了した。

こうした先の見えない状況の中、株価の下落がこの程度で済んだということはある意味健闘しているとも言える。これはNYダウが一時、年初来高値12,426ドルを上回る場面もあるなど堅調に推移していたことや一時の円高も影を潜め、むしろ円安方