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よくあるご質問

何年ぶりかの発熱

今週は何とも大変な毎日であった。
 12日の火曜日朝、ぐったりしている母を病院に連れて行くとインフルエンザA型だと言われ、病院としては入院させたくないけれど家庭では点滴も出来ないだろうと、即個室への入院となった。
 13日は友と会い酒を飲んだ。
 14日の夕刻から咳が出始め、翌朝にかけて寝汗をかいて体調も思わしくない。18時頃、熱を測ると8.5分あり、近くの医院に行って検査をしてもらった。
 A型の反応は出ていないことも判り、解熱剤を服用するということで、今朝はのどの痛みだけで治まっている。
 母も6人部屋に移り元気だというが、私が連れてきたことも覚えていないらしい。

 そんなこともあって、ここ一週間ほど孫に会っていない。
 8日に入園式があり、帰りにわが家に寄ってくれた。
 娘が数日前から風邪気味であったので、朝孫を迎えに行って、一緒に過ごし2時頃送り届けていたのが2日続いた。
 わが家と孫のいるマンションとは、カタカナのコの字の開いた部分が直線距離で7丁ほど、コの字状に乗る路面電車の電車停留所は8つある。
 停留所順を覚えていることや、対向車線の電車の形状を見て、何番の電車だと教えてくれる。
 乗って間もなく向いに座ったおばあさんから「何歳?」と訊かれ、「3歳!」。
 その方も降りて行き、代わりに50代のきれいな女性が乗ってきた。こちらの会話をニコニコしながら聞いていたようで、「何でもよくわかっているのね。何歳?」。
 応えないので、私が「何歳?」と言うと、
「さっき言ったでしょう」「あら、ごめんなさいねー」。
 それでも降りるときには、「バイバイ、またね」と挨拶をしていた。
 さて、一週間の幼稚園生活でどう変わったろうか。

 立花隆著『思索紀行−ぼくはこんな旅をしてきた』書籍情報社、読了。
 「英語の俗ないいまわしで、”You are what you eat.”(汝は汝が食するところのものである)と言う表現がある」とあり、「人間の肉体は、結局、その人が過去に食べたもので構成されているように、人間の知性は、その人の脳が過去に食べた知的食物によって構成されているものだし、人間の感情は、その人のハートが過去に食べた感性の食物によって構成されているのである。
 すべての人の現在は、結局、その人の過去の経験の集大成としてある。その人がかつて読んだり、見たり、聞いたりして、考え、感じたことすべてのこと、誰かと交した印象深い会話のすべて、心の中で自問自答したことのすべてが、その人の最も本質的な現存在を構成する」。

 「旅は日常性からの脱却そのものだから、その過程で得られたすべての刺戟がノヴェルティ(新奇さ)の要素として、記憶と同時に、その人の個性と知情意のシステムにユニークな刻印を刻んでいく。旅で経験するすべてのことがその人を変えていく」。

 82年6月に著者は無人島に6日間生活する。
 「発狂までにはいかないにしろ、アルコール中毒、ニコチン中毒、活字中毒、仕事中毒、情報中毒など、各種中毒の複合症状の男を島流しの実験に。持参したのは初歩的キャンプ用品一式に、食料と水、それとカンテラと懐中電灯だけで、時計もなし。
 日の出とともに起き、日没とともに寝る。結果、何の禁断症状ももたらさなかった。
 禁酒、禁煙は今でも継続しているが困ったことが一つ。日常社会生活から無人島生活への移行には、きわめてスムーズに適応することができたのに、その逆が必ずしもスムーズでないこと」だという。

 このほか、モンゴルへの皆既日食への旅、フランスに招待されたソムリエコンクール優勝者田崎真也氏と二位の岡昌治氏に同行取材したブルゴーニュ、「ガルガンチュア風」暴飲暴食の旅。更に、ヨーロッパチーズの旅。
 アトスで教会音楽に耳を傾け、反戦映画を担いでヨーロッパを放浪した大学2年の旅、中東で「パレスチナ問題」の本質に迫り、ニューヨークで巨大都市文明の崩壊を予言している。
 510頁のボリュームの内容も実に多彩で、含蓄深い。

カテゴリ:ニュース・その他

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