レトリックの本

原発の 安全神話も レトリック
 騙されたつけ どれほど也や

★『レトリックの本』(石井慎二編集/ジック出版局)を読みました。
※別冊宝島シリーズですが、真面目と茶化しとがごちゃ混ぜのような感じです。例えば、目下のテレ朝「ビートたけしのTVタックル」は政治ネタを扱っていますが、その誌上・レトリック版、といったところでしょうか。

《「…フランス語が一番よささうな気がするのである…」。これは昭和21年4月の『改造』に発表された、志賀直哉の日本語廃止フランス語採用論だ。…前島密たちは、日本語をローマ字で表記する事を真剣に考えていたそうだし、森有禮の場合は英