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よくあるご質問

風船飛んだ・・・?

土曜日、孫を連れて見沼の公園に行った。
孫ひとり、じじ一人のお散歩だったが、公園は野球少年で一杯だ。
練習試合が行われているのか、父母の応援の声が聞こえて来る。
空いていた木作りのベンチに座り、お弁当を広げる。
丁度日影にもなって、涼しい風が吹いて来る。

お弁当を食べ終わる頃、突然孫が叫ぶ。
   「キテイちゃんが飛んだ ・・・ 」
   「じいじ・・・あれあれ!」
グランドを指差す方向を見て、その理由が分かった。
子供が飛ばした『キテイちゃんの風船』が空中を漂っている。
そよ風に乗って“フワフワ”と流されている。
2mくらいの高さを風に乗り飛んで行く。
子供が二人追い掛けるが、手が届かない。

こちら側で見ている野球少年達から、やんやの喝采が聞こえる。
どうやら仲間らしいが、声は半分冷やかしだ。
   「早く飛びつけ!間に合わないぞ!!」
   「ああ〜下がって来た!チャンスだぞ・・・。」
   「わあっはっは〜!!」
そうこうしている間に、運良く風船が木の枝に引っ掛かる。
追って来た二人は飛び上がるばかりで、木に登らない。
周囲で見ている仲間も誰ひとり動かない。
風船は風に揺れ、今にも外れんばかりだ。
その内、子供の一人が石を投げ出した。
これでは風船が外れてしまう。

仕方なく、近くに行き木に登ろうとするが、黒い虫がびっしりだ。
一度は掴って見たが、滑って登れない。
子供は小学生くらいだったので、肩車をする。
難なく風船は取れたようだ。
子供達は恥ずかしそうにお辞儀をして去って行った。

ベンチに戻ると孫が言う。
   「キテイちゃん取れて良かったね。」
帰り際、孫の手を引いて歩いていると、女性から声が掛かる。
   「先ほどはありがとう・・・風船を・・・」
   「いえいえ、こちらこそ楽しませて貰いました!」

木から戻る際、野球少年達に掛けられた言葉にはショックだったが・・・。
   「“爺さん”凄いね!」
   「やった〜パチパチパチ・・・“お爺さん”ありがとう!」
肩車をした子供がこんな仲間から冷やかされなければ良いのだが。
そんな心配をしながらの楽しい一日でした。

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