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よくあるご質問

愛犬 十七回忌  【 日記通番 336 】

( 閲歴 5-2【29】)

名前、『クリス』。
クリスマスに迷い込んで来たので、名付けた。
玄関先に、三日三晩 座り込んでいた。
四日目に追っ払った。
五日目の朝、裏庭の縁台で、モノ悲しげに居た。

辻の路地は、閉めてある。左右五軒を隔たり、
表と裏を探り当てないと、裏庭には、たどり着けない。
 犬にとっては、臭覚で探り当てられようが、
問題は、五日目にして、けな気にも、
我が家を、気に入っていただけたのには、
『分け有り』事情な気配。

クリスマスでもあり、むげに追い払えない。
 紐を首に添えると、おとなしく『お座りした』。
どうも、飼い犬だったようだ。
 従順だが、散歩に連れ出すと、
始末に負えないくらいに、他の犬に吠えたてる。

 他の飼い主は、クリスをよく御存じで、
2か月ほど前から、ウロウロしていて、呼んでも尾っぽを巻いて逃げたそうである。

 今は、鎖に繋がれたからか、威風堂々と、他の犬に吠える。
余程につらい目に合ったのだろう事が、感じとれた。

 2年目のクリスマスを、
迎えることも無く、病を患う。

 五臓のいずれかに、回虫が居座り、
点滴5000円、延べ10万円を費やした頃、
獣医の宣言したとおりに、
我が家の室内で息をひきとった。

 中型犬の重たい遺体を、
早朝、河川敷きのヨシの中へ運んで土に埋めた。

放浪していて、拾い喰いで、体内に回虫を宿した。
薬を投与したが、既に遅かった。

 ここからはクリスの生い立ち、その推測。

よく躾けられた犬だった。
 ある日、国道に出たとき、
疾走してくる車に向かって、示す反応の違いを感じた。
 引っ越し中か、旅の途中だったか、
車の種類を選り分けていた。
 
四っ目・白足袋、は、
品疎な犬の典型のようだ。

 だが、調べてみると、甲斐犬かまたは四国犬。
希少価値の種類の犬でも有り得る。

 亡くして十七回忌、
血統を調べる術もなく、失ったこと。

どなた様か、ひと頃、絶滅寸前から蘇った四国犬を、
鑑定して、もらえんものだろうか。

カテゴリ:日常・住まい

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