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よくあるご質問

作 吉川英治の“落語”

吉川英治と言えば、大正から昭和の大文豪。
宮本武蔵から水滸伝・太平記・平家物語などに“新”を付けた大作家。
その吉川英治が若い頃に書いた、落語があると言うので驚く。
その生活の大半をここで送ったと言う、“奥多摩”に向かう。
今は『吉川英治記念館』となった自宅で『落語会』は行われた。
演じるのは、彼の奥様の遠縁と言う噺家の“柳家禽太夫”
前座に出し物があり、古典落語と記念館長とのトークを挟む。
最後は英治の書いた『落語』“はなみどむらい”が上演された。

花見の余興にと“弔い”を演技するが、そこへ現れた両親が・・・。
禽太夫さんの話術も素晴らしいが、話のストーリーも良い。
50名ほどの客席も満場の笑いだ。
約2時間の公演だったが、充分落語が堪能できた。
と言うより、落語の高座を生で観るのだって初めてのこと。
それも現役バリバリのプロが、目の前2〜3mの所で演じている。
その迫力と、凄い声のインパクトは、おのずと演芸場とは違うだろう。

帰りに記念館の展示を観たが、昭和を駆け抜けた歴史が伝わる。
ケースには“ゴルフのパター”があるがシャフトは“木製”だった。
横には『スコアカード』もありハンデイ“28”とあった。
メンバーにも“石坂洋次郎“や”獅子文六“などが見える。
流石に作家らしくゴルフを始めたのは、運動不足解消の為とあった。
その効果は目覚しい物だったらしく、健康を取り戻したらしい。

40歳で16歳の奥様を嫁に貰い、家内一切を任せたのも凄いことだ。
家では何もせず、ただ原稿に向かうだけの一生だった。
それだけに、この奥多摩の生活から離れたくない気持ちは分かる。
これが3回目の落語会だが、来年にも聴きたい公演ではある。

写真左:吉川英治記念館横の実家に高座出現
写真右:庭にある樹齢5〜6百年の椎の木

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