カンディンスキー、マティス

革新も 権力得れば 保守となり
 腐って滅びぬ ソビエトのごと

★『カンヴァス世界の名画14カンディンスキーと表現主義、同15マティス』(中島健蔵他/中央公論社)を読みました。

◎カンディンスキー…
《ソ連の芸術政策が、初期には寧ろ、旧制度の破壊と結びつけて前衛運動を歓迎していたのに、やがて、社会主義リアリズムを盛り立てるようになり、前衛的芸術を締め出すに到った。カンディンスキーやシャガールの住むべき国ではなくなったのである》

《シェーンベルクはカンディンスキーの「青騎士」の展覧会に、自作の絵を出品している》
※メンデルスゾーンが画家でもあったのは