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よくあるご質問

英語 アメリカ人もまちがう

知識人でも、英語の文法でまちがいをする。
今回は、関係代名詞のまちがい。
主格を目的格と勘ちがいする。
(以下翻訳書を参考)

ある大学の学長の英語のまちがい。

「若き諸君、考えるに、みなさんは良き教師と思われる」を、
“…young men … whom we thought would be good teachers” といった。

高校の、いや、中学の文法を知っていれば分かるまちがいである。
挿入句である「考えるに」にあたる “we thought” に惑わされたまちがいなのだ。
we thought+目的語 と勘ちがいして、目的格の whom を使ってしまった。

正しくは。
…young men…, who would be good teachers
主格(主語の代わり)のwho+V とせねばならない。


Newsweek の記者もまちがった。
「ニューズウイーク」とはTime とならぶ一流の雑誌である。
とうぜんのようにその記者は英文にかんしてはトップクラスの筆者である。
分かりやすく比較すれば、日本の新聞のコラムを書くほどの達人である。
それでもまちがいをする。

警察は拷問部屋に使われた可能性があると思われるコンクリ−トブロック作りの物置小屋も発見した。
Police also discovered a cinder-block shed they think may have been used as a torture chamber.

これも挿入句 “they think” に惑わされた。
Police also discovered O +they think+may have been used as N.

挿入句 “they think” をとっぱらう。
Police also discovered O +may have been used as N
「なにがなんだからないけど、Oかな、Nに使ったのも見つかった」というようなわけの分からぬ文である。

なぜ惑わされたか。
they thinkの目的格that と勘ちがいしたからだ。
省略できない主格の thatを省略できる目的格のthat にまちがった。

正確な英文にするには、関係代名詞の主格 that の省略は不可である。
that を入れる。
Police also discovered O that may have been used as N
「Nに使われたOも発見した」の完成文となる。


余談として、「省略できる目的格」のおさらい。
I have stolen the pen (that) Keiko-chan bought yesterday.
ペンを盗んだ、ケイコちゃんが昨日買った(ところの)
(ところの)にあたる関係代名詞の「目的格」は省略できる。


文章知識のあるアメリカ人でも英文法のまちがいをする。
したがって英文法をしかと学習しておけば、英文法にかんしてはアメリカ人をしのげることになる。

英文法は、アメリカ人の英語に勝つための道具となる。

カテゴリ:語学・国際交流・社会貢献

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