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よくあるご質問

大震災後の自殺

大震災による家屋崩壊の犠牲になることもなく、また大津波に浚われルこともなく、生き延びたいのちを自ら絶った痛ましい事例に胸を痛めています。一人は福島県で精魂込めて育てたキャベツの出荷間際になって、出荷停止の措置を受け縊首した60代の男性。もう一例は妻と娘さんたち4人が津波に浚われ行方不明となり、練炭自殺した大船渡市の30代の男性。いずれも前途を悲観してのことのようです。

 自分がもしお二人の立場に立たされた場合を想像すると、お二人の気持ちは理解できなくはありません。しかし、諸行無常を信じる仏教者の立場からすると、やはりお二人の死は惜しまれてなりません。すべては移り行くのが世の常です。今は絶望的に見える状況も時の経過とともに好転することもあり得ます。生きてさえいれば、必ず生きていてよかったと思われる時が来ます。

 私は5歳のとき、父を工場の事故で失い、重度障害の長兄(9歳)がいる貧しい母子家庭で生きなければなりませんでしたが、兄の障害の故にイジメられる苦しさから7,8歳で死ぬことを考えたことがあります。その方法を探るにはあまりに幼かったので、実行に至りませんでした。生きにくい現実をひたすら自分の信念と努力で耐えて生きました。50歳を過ぎて佛教にめぐり合い幼時のトラウマから離脱して初めて生きる喜びを味わったのですが、いまは幸せを感じる日々を過ごしています。

 大震災で大事な家族を亡くし、家や財産を流され、無一文になったにもかかわらず、助かったいのちを大切に皆と協力して復興を目指すと前向きな考えで困難に立ち向かう人たちが多いことに救いを覚えます。

カテゴリ:ニュース・その他

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