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よくあるご質問

親爺の二人旅・・・欧州編33

Lyonの思い出として・・優しい人々との出会いがあった。
一人は仏在住アフリカ生まれの同室の黒人、高校の化学の先生と云っていたが、英語は余り流暢でなく其の点ビギナーの私には都合が良かった。話題は矢張り地震・津波・原子力発電所の放射能事故に集中、壊滅的打撃を受けた東日本の日本人だが、強い精神力で立ち直りは早いだろうとも云っていた。暫く雑談の後どこかえ消えて帰ってきたのは夜12時過ぎだった、もの静かな何処かに愁いを帯びた黒い旅人の旅の目的を聞きそびれたのが何故か気になっている・・・
今一人は我4人部屋の日本人この旅で始めての同胞人である、NPOのボランティアでワーキングビザを持ち働きながら仏語を学んでいるらしい、26歳の湘南出身で我々の年代を超越したback packer振りに大いに興味があるらしく、いろいろ聞いてくる此方も日本語であれば人生の大先輩どのような問い掛けにも難儀はしない。
年金も含めて将来の漠然とした不安感にも親身に相談に乗る、すっかり打ち解けて夕飯時に一杯奢ったら相棒のPCの不具合もお返しに解決してくれた。
日本の若者よ!大いに羽ばたけ!仏語の習得に1〜2年寄道したって人生は長い幾らでも挽回できる筈!と先輩ずらして激励しエールを送っておいた。
最後の一人はYHの男性スタッフ ,Lyon駅までのtaxiを頼んだが折り悪く車は来ない困っていたら明け番なので自分の車で送ってあげるとの事、道すがら娘が日本で留学中であることを聞く道理で日本のこと良く知っていた。
矢張り放射能事故が心配で最新の福島情報も掴んでいる、これから我々が行くニースに就いても詳しく情報を呉れた、仏人に対する我々の言葉から来る偏見も吹っ飛び異国の人の優しさに心震える思い・・・
お礼にとtaxi fee相当を渡そうとしたが受け取らない・・無理矢理ねじ込んでメルシーボクウ!と言って別れる。
旅はいい・・・素晴らしい触れ合いや人の温もりを改めて感じることが出来た。
処で余談だがLyon駅で一悶着有った!例によって鉄道ダイヤが乱れ発車1分前になっても我々のニース行列車は来ない、其の内けたたましい仏語のアナウンスがあり我々は勿論理解できないが周りの待ち乗客が騒ぎ出した。
どうやら欧州鉄道お得意のplatform変更らしい慌てて人の流れに我々もついていく、H〜Fへの唐突な変更!もう我々は何回も経験したからまたか?とある意味余裕で対応出来た。日本では常識外のこのことも此方では想定内の事らしい・・・
そうこうする内にマルセイユを過ぎ車窓の景色がガラッと変わる憧れの地中海!南仏の陽光を燦燦と浴びてオレンジカラーの屋根瓦が光り輝いていた。
こりゃ来て良かった・・・期待に胸が膨らむ!
暢気物の親爺二人車窓の景色に酔いしれていたら、車掌が検閲に来てこの列車はTGVだからadditional chargeを遣せとほざく、確かにトーマスクックをよく見るとRのマークが付いており予約必要と有った。
大枚40ユーロをふんだくられ脹れる会計担当の相棒!見落とした我々が悪いのだから授業料と思って諦めようと慰める私、これからは要予約列車に乗る時は2等車にしようねと確認し先程の有頂天から落胆に沈む・・情けない親爺二人の珍道中は続く・・・

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