岡本太郎とchimpomについて

ちょっとまじめに書いてみます。

まず最初に言っておきたいのは、あの絵は正当なアートの文脈にのっとった作品であって、決して単なるらくがきではないということです。
ウェブ上でも落書きという風に勘違いしている方が結構おられますが、元の作品に傷をつけず敬意を払った形で発表していますし、批評的な視線も持ち合わせています。
(バンクシーやデュシャンなど、もしくはダダイズムやハプニングアートのコンセプトと比較しても明らかかと思います)

ただ、作品としてはぼくはあまり評価しません。
なぜかというと、元の作品と抽象度が違いすぎるから。

岡本太郎という人はそもそも、具