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よくあるご質問

看板屋さんに未来は?

近くのドラッグストアの看板をよく見ると、ペンキ塗装では無い。
手で触ると分かるが『カッテイングシート』が貼られている。
昔はこんな文字もすべて手書きで、ハケや筆で書かれていた。
ペンキ屋さんを見る度に、羨ましく思ったものだ。
下書きも何も無いところから、一筆書きのようにサラサラと書く。
どんな大きな文字でも、下線すら引かない。

学校でポスターを書かされた苦い思い出があり、文字には苦労した。
新聞を切り抜いた事もあったし、イラスト集を買った事もある。
普通に描いた文字をどんどん太くして行ったが、見た目は最悪。
結局、イラスト集を拡大コピーして下書きにする方法が一番楽だった。
それからは字体を覚え、フリーハンドでも出来るようになった。
描けるようになると、結構これが楽しくなりポスターに応募までした。
立体図を覚えてからは幅が広がり、簡単なメモなら立体図で描く。
この方が早くて分かり易い。

しかし、こんな努力が『カッテイングシート』ならまったく不要になる。
パソコンの絵がそのまま“シール”になり“看板”になってしまう。
レイアウトも色使いも自由だし、ペンキのように乾燥も要らない。
これで、天候に左右される現場作業は大幅に改善される。
これも看板屋さんの仕事だろうが、時代が変わった。
シンナーの匂いが“粘着剤”のネバネバに代わったと言う事か。
ペンキ屋さんと言う商売が無くなる訳でも無いと思うが不安はある。

ペンキを塗ると言う“技術”が廃れて“シール”の貼り方が大切になる。
シールの印刷や歩留まりも“技術”になって来るだろう。
ここでも“新しい技術”が大事になって来ている。
旧来の古い考え方は、一旦捨てた方が良いのかも知れない。

写真左:看板(全景)
写真右:文字部(拡大)

カテゴリ:アート・文化

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