5/25 「評決」ポール・ニューマン主演

当時、話題になっていたので、少しは期待していたのでした。
そう、いやはや。

社会派ドラマにすらなっていない、内容のお粗末さ。
内容がお粗末というのは、事件に関する証明探究や裁判自体の展開の稚拙さをいいます。

この程度の内容証明では、有罪・無罪のどちらにも判定できません。
裁判長・弁護士などなど、お粗末極まりない。

最後はお決まりのように、陪審員への泣き脅し。
感情に訴えることは、冤罪を誘発し事実誤認を導く。
とにもかくにも、事実を証明する証拠だけが必要なのだと思います。
心情を考慮する大岡裁きは、その後です。
白か黒か、灰色は立法上では無罪なのです