震災後、それぞれの人がそれぞれの
思いを抱き、震災前とは、その人生観
まで変わってしまったと思う。
それでも、それぞれ折り合いをつけて
一生懸命生きてきた。
被災者の方々を思えば・・・。そう思って
頑張ってきた。
その結果がこの体たらくである。
主人はとうとう新聞を読まなくなった。
彼は「新聞大好き人間」だった。
新聞ばっかり読んでいて、私の話など
ちっとも聞いていないと喧嘩したことも
あった位よく新聞を読んでいた。
何もかもが信じられなくなったそうである。
全くそうである。
官房長官の毎日のようにあった記者会見も
東電の人の説明も、全部嘘だ