京近江 名所句巡り ?

堀河の風に目あらふ蛙(かえる)かな
現在は暗渠(あんきょ)の部分が多い堀川だが、最近 一条戻橋 (京都市上京区)あたりから二条城(中京区)前まで水の流れと岸の遊歩道が整備され、 川らしくなった。 堀川は平安京造営の時、物資の運搬などに用いた運河。
掲げた句は 富尾似船(じせん) 「 堀河の水 」 の俳人 友貞(ともさだ )のもので、 江戸時代は鳴くカエルの名所だった。 似船は七条に住んでいて、そのあたりも風情ある川だったのだ。

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