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よくあるご質問

北欧はフリーセックスの国?

私くらいの年齢だと、はなはだしい勘違いをしている。
スウエーデン大使館での映画『イエスタ・ベルリング伝説』を観た。
ストーリーの端々に“浮気”や“間男”などのセリフが出て来る。
   「やっぱり そうなのか・・・。」
上流階級の話なので、江戸時代と同じで“浮いた話”は尾ひれが付く。
話半分としても、こうした話題はインパクトが有っただろう。

しかし、物語は意外な展開を見せる。
浮気や間男をした女性は、勘当され家から追い出される。
その結果、ホームレスになろうが身を持ち崩そうがお構いなしだ。
それだけ厳しい世間の掟をこれでもか・・・と言うほど示される。
それでもやっぱり母親は母親。
最後まで娘の味方をして憐れむが、主人は事のほか掟に厳しい。

これは多分、日本でも同じであっただろう。
しかし、それからがまったく違った展開になって居た。
今で言えば男女が一緒に生活する『事実婚』を認めている。
尚かつ、数年後に法律手続きをして正式な夫婦として認める。
物語は、10年以上夫婦として暮らして来た主人公の悩みが主題だ。

2名の立会人同席の元で、誓約書にサインを迫られる。
夫は勿論サインするが、妻は筆が取れない。
立会人は鋭く指摘をする。
   「貴女は本当にこの夫を愛していますか?」
   「今までに他の男に気を許した事は無かったのですね?」
   「これからもずっとこの夫だけを愛し続けるのですね?」
その問いに対して、妻はこう言って泣き崩れる。
   「私にはサインをする資格がありません。」
   「過去に一度だけ気を許した人がいます。」
   「その方が今でも忘れられません。」
   「なので、このサインが私には出来ないのです。」

日本の結婚式では、こんな場合でも平気でサインはするだろう。
さらに10年以上も連れ添った夫婦ならば”多少の事”で済ます。
決め事や子供に縛られて、形だけの夫婦で居る事。
それとも、本当の愛を求めて理想の伴侶を得る事。
どちらが良いか、悪いのかは分からない。
でも、伴侶を変えながらも、理想の愛を求める姿勢は理解出来た。
この映画を観なければ、きっと北欧は誤解の塊りのままだっただろう。

   “フリーセックス”の国だなんて・・・
♪ 坊や一体何を教わって来たの ♪ と言う歌詞を思い出した。

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