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よくあるご質問

弱い心

昨年春から法華経の写経を始めて一年余りになります。法華経は全二十八品六万九千三百八十四字といわれています。書写は、五種法師(受持・読・誦・解説・書写)の一つに数えられ、仏道修行者には大事な行の一つです。

 印刷技術が発明されてなかった時代、佛教を学ぼうとすればまづ他者から経文を借りて書き写すことから始まりました。ですから書写は仏道修行には欠かせない当然の行でした。

 普通、写経といいますと横長の写経用紙または長い巻紙に書き写しますが、私の場合は書道の練習をかねていますので、半紙に六文字づつ書いています。

 すでに四千字ほど書き終えましたが、写経をしてみて得ることの多いことに感じ入っています。まづ心が落ち着くことです。二つ目に、日々の勤行で読んでいる経文の一字一字を正確に覚えるようになります。さらに画数が多い字でも略字を避けて辞書に当たりながら原文の漢字のまま写しますので、字を覚えます。勿論一字一字揺るがせにしないでこころを込めて書くのですが、字の下手さ加減には自分ながら呆れるほどで、時には気分が落ち込むこともあります。そのような時、自分の弱い心を思い知らされ、下手

 死ぬまでに書き終えることができると、半紙一万枚近くになり膨大な量になります。棺には花ではなく、自分が写した経文を入れてくれるように家内には伝えてあります。棺に入りきれないものは会葬者に形見としてお持ち帰りいただくのも一案かな、と空想していますが、「そんな迷惑な」と顰蹙を買うのが関の山かもしれません。

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