希望の道

人生の岐路を前にすると
躊躇う気持ちがつい足を止める

過去を振り返ると
上手く行かなかった事ばかりが頭をよぎるから



「どうする?」

「何を迷ってるんだよ?
 行くしかないじゃないか」

「だけど、どっちに行けば良いんだ?」

「好きな方にだよ」

「そんな事だけじゃ決められないよ。
 第一・・・
 もし、行った先が行き止まりだったらどうする?」

「その時は、またここまで戻って来れば良いじゃん」

「だって、一方通行って書いてあるよ。
 戻れるものなら誰も悩んだりしないよ」

「呆れた奴だなぁ〜
 じゃ、そこで一生悩んでるのかい?」

「いや・