脱原発を支持したイタリア国民

1986年のチェルノブイリ原発事故を契機に全廃した原子力発電の再開の是非を問う国民投票で、イタリア国民は脱原発を支持したことが13日報じられました。投票率は成立条件の過半数を上回る約57パーセントで、国内投票分100パーセントのうち、原発反対票は94.53パーセントで、原発推進を模索したベルルスコーニ首相の意図に反すする結果であり、同国の原発建設は将来的にも不可能になるということです。また、この結果は福島原発事故に影響されたことは明白とのこと。

 イタリアでは現在原発はありませんが、欧州ではドイツとスイスがすでに将来的に国内の原発停止を決めています。イ