試写会 {小川の辺」

昨夜メイシアターの大ホールで、7月2日から公開される、東映の時代劇映画「小川の辺」の、試写会に招待されていってきた。
藤沢周平の原作で、見たい映画ではあったが期待に背かない、いい映画であった。
小さい東北の藩士戌井朔之助が、藩命で、親友で妹の婿、佐久間森衛を、成敗する物語だが、家族の愛と、絆、義と情のハザマの心理が好く描かれていた。
ゆれる心を、背筋を伸ばして使命を遂行する。色んな「想い」が、観客に伝わる映画であった。
主演の東山紀之・・ドンぴしゃりの適役。母親役の松原千恵子も打つほうの息子、打たれるほうの娘(嫁)、を案じる演技も光っていた。
一見の価値