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よくあるご質問

【 カラスが騒ぐように…騒鳴と沈黙 】 天然生活 ( 其の163話 )

≪カラスが騒ぐように…騒鳴と沈黙 ≫

連れの買い物のお供のついでに
暫らく振りに本屋に立ち寄った

震災から3ヶ月余り
その痕跡も無く本棚は整然としていて
氾濫しているのは「震災」の活字ばかりである

平積みされた本や雑誌は
夥しいばかりの震災一色である

作家も 写真家も
宗教家も 研究家も
建築家も 大学教授も
エコノミストも 政治家も
哲学者も 評論家も 事業家も
科学者も 歌人も 詩人までもが …
この未曾有と言われる震災にカラスが騒ぐように叫いている

この発言者達のほとんどは直接の被災者ではない
恐らく…出版社の要請によっての発言であろう
いわゆる有名人達の大所高所からの発言である…

我が家に帰すれば
快適な生活環境にドップリつかれる身分である
その言葉には金銭さえ付いてくる発言でもある…

今、快適生活とは対極の数万人の避難者がいる
黙して語らぬ二万数千人の死者と不明者がいる…

決して沈黙は金ではないが
世の風に靡いて騒ぎ立てるのも如何なものか

騒がなくてはいけないのは当事者ではあるが
被災当事者は余りの運命の重さに多くは語らないようだ
実利には縁無き無言ではあるが
事実が語るものが言葉を超えて
未来への歴史的教訓となるに違いない…

言葉が多いほど真実は希薄になり
虚しき蜃気楼のように消え去るのみだ…

…と、思うのは
語るにも語られぬ訥弁者の多弁者への妬みと自己弁護かも知れない…
…と、山積みの「震災」の活字が踊る本たちの前で思ったのであった…(^^

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カテゴリ:日常・住まい

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