大震災後の二番底模索へ

世界的な経済の停滞感から各国で株式の下振れ傾向が続いている。大震災で既に大きく下落している日本株は相対的に下落幅こそ大きくないものの上昇のきっかけもなくダラダラと下げている。内閣不信任案否決後に大連立の期待がかけられたがそれも今となっては可能性が益々薄れ、力強い復興再生景気も先が見えない梅雨の長雨状態になっている。結局先週より163円安い9,351円で終了、震災後の二番底へ懸念が高まっている。

米国では5月の小売売上高こそそこそこの数字であったものの6月NY、フィラルデフィア両連銀指数が大幅に悪化、来月上旬発表予定のISM製造業指数が急激に下がるのでは