?三百三十三段・はたきり観音

四回目の四国お遍路一日目は、
六番札所 安楽寺から、
十楽寺、
熊谷寺、
法輪寺、
切幡寺、
藤井寺、
十二番 焼山寺までの七ヵ寺をお参りした。

安楽寺から法輪寺までは、
何事もなく順調に進んだが、
十番切幡寺、
333段の石段で立ち往生してしまった。

幸い木立につつまれたうっそうとしたところだったので、
直射日光はさえぎられていたが、
それにしても暑い。

大汗をかきながら、途中三回の休憩をし、
やっとたどりついた。

この寺は伝承によると、
弘法大師がこの地に巡って来ると、
ある貧しい家に1人の乙女が、
はたを織っていました。

大師は その家に