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よくあるご質問

堅調推移もW−Top形成に注意

今週は米企業の相次ぐ好決算発表で米国株価の上昇と週後半にかけてはギリシャ問題解決に向けたEU首脳の積極的な動きで懸念が後退、日本株も堅調推移、再び一万円を回復、先週末に比べ157円高い、10,132円で一週間を終えた。

このところ世界的な大きな懸念材料であった欧州のソブリン問題、昨晩ユーロ圏首脳会議でギリシャへの18兆円にのぼる再支援策が決まったことで当面の懸念が大きく後退、ユーロも対ドルで買い戻されることとなった。ただ合意の内容はギリシャ国債の部分的デフォルトによる一時的な混乱、ギリシャ政府の財政再建の実行力への不信感などから根本解決からは程遠く、いずれはまた再燃することとなりそうだ。ただ当面の危機は回避されたことでギリシャだけでなく、ポルトガル、スペインやイタリアなどの国債利回りも急低下している。

米国においては元々悪いと予想されていた住宅関連指数が想定以上に悪くなかったこと、景気の先行指数(フィラデルフィア指数)も予想を上回ったこと、IBMやアップルなど相次ぐ企業の好決算を受けて株価は大幅上昇した。金融部門の決算は厳しい見方があったが、落ち込みは限定的で銀行の株価は上昇した。昨晩はサンディスク、AMDといった半導体会社が好決算を発表、株価がそれぞれ9.6%、19.2%も急騰、ナスダックの上昇に貢献していた。

ただ、米国には「連邦債務の上限引き上げ」と言うアキレス腱があり、大統領・民主党対共和党の交渉が難航、8月2日の期限までに引き上げられなければ米国債がデフォルトになる可能性もあり、世界中が大混乱に陥る。期限間際になれば議会で何らかの妥協が出来るのではという大方の見方も今となっては段々としぼんできている現状で円高・ドル安が一向に収まっていない。色々な手続きを考慮すれば来週中に何らかの結論を出さないと本当に憂慮すべき事態に突入ということになる。逆に議会が合意すれば一時的にも円高解消に向かうことになり来週は剣が峰の一週間となる。

来週の日本株、こうした米国の状況次第で大きく動く可能性が高い。米議会の膠着状態が解消し円安方向に向かえば直近の戻り高値、10,207円を軽く更新することになるし、逆の場合は大幅下落になる可能性が高い。この場合は日足のチャートで見たらW−Top(ダブルトップ)形成となり当面は下落局面が続くことになる。そういう意味では結論が出るまでどちらの方向にも資金を大きく傾け難い状況と言える。

このところの株価堅調で騰落レシオは135%で買われ過ぎの状況が続いている。可能な範囲で利益確定しておくのも良さそうだ。先週の日記で、千代田化工、国際石油開発帝石を注目と書いたが思惑通り上昇した。来週は昨晩の米国半導体企業決算の連想から日本の半導体関連企業に目が行きそうだ。サンディスク=東芝、或いはアドバンテストやSUMCOなどの動きも注目される。短期でおっかな、ビックリ、チキン投資の状況になりそうだ。

欧州が一応安定し、次に米国の債務上限も解決すれば安心感が広がりいよいよサマーラリーとなるのだがそれまでは静観ということになる。欧米の債務問題が片付けばいよいよ日本の債務問題がクローズアップすることになる。円高の今こそ外貨資産を持つ絶好機だと私は思っている。

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