堅調推移もW−Top形成に注意

今週は米企業の相次ぐ好決算発表で米国株価の上昇と週後半にかけてはギリシャ問題解決に向けたEU首脳の積極的な動きで懸念が後退、日本株も堅調推移、再び一万円を回復、先週末に比べ157円高い、10,132円で一週間を終えた。

このところ世界的な大きな懸念材料であった欧州のソブリン問題、昨晩ユーロ圏首脳会議でギリシャへの18兆円にのぼる再支援策が決まったことで当面の懸念が大きく後退、ユーロも対ドルで買い戻されることとなった。ただ合意の内容はギリシャ国債の部分的デフォルトによる一時的な混乱、ギリシャ政府の財政再建の実行力への不信感などから根本解決からは程遠く、い