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よくあるご質問

としとるなんていやなこと!…平安時代をぐいと身近に! 現代版『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう)。

「としをとるなんていやなこと おもえばおもうほど いやんなる
天国なんて はるかに遠い ナンマンダブツ アーメン ソーメン」

思い切った「意訳」と、出会ったものです。古典文学をどこまで現代人に受け入れて頂けるかと、研究者や学者は思い思いの技法で、趣向を凝らしているようです。
上記は,川村湊訳『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう)光文社「古典新訳」文庫の一節で、原文は次のようなものです。

・ われらは何して老いぬらん 思えばいとこそあわれなれ
  今は西方極楽の 弥陀の誓いをねんずべし(原歌235) 

では、次は如何でしょう。

「女にゃ 五つの罪がある 男をとろかす その声も
男をぬくめる その肌も 男をまよわす 愛嬌も
男を死なせる 冷たさも 男をくるわす やさしさも
いまさら 観音さまには なれはしないけど 
泥に花咲く 蓮のように 女は いつか 花になる」

・ 女人五つの障りあり 無垢の浄土は疎けれど
  蓮華し濁り開くれば 龍女も仏になりにけり(原歌116)

「直訳」を避けて、「意訳」を心がけている私の『万葉集漫談』も、さすがに「降参です!」「参りました!}と兜を脱ぎました。

なお、『梁塵秘抄』は、平安時代後期の歌謡集で、その名も天下にとどろく後白河法皇の編になるものです。
たまたま本屋で手にとって立ち読みしたのがそもそもですが、それなりにヒット商品ですとか…(笑)。

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