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よくあるご質問

ご注意!日本女性

外国での生活日記はおもしろい。
異文化に興味強しのわたしは英国滞在Sさんの日記をこのところ愛読中。

前回の日記内容にもわたしは興味あり。
「日本食堂に行った」「日本人女性はウェイトレスが持って来たお茶を1人1人に渡してあげ、箸も同じように配ってあげていた」「これは日本人女性の優しさからくる心遣いではなかろうか」


このように「心遣い」すると男性から好評なので日本女性もやりがいありや?
しかし水を差すようだが、「日本の国内限定」という条件を日本女性は頭のすみにとめおいたほうがよい。


アメリカ文化を想定してのその理由。

1.外国女性は日本女性とちがい、自分の役割分担をおもんじる。
日本女性にすれば異常と思えるほどである。

日本女性とアメリカ女性が集まって資料を整理する作業があった。
ある日本女性は自分の分量がはやく終えたので、となりのアメリカ女性の整理をてつだった。
日本女性同士なら「わざわざどうもありがとう」「お互いさまよ」と心なごやかになる。
しかし「アメリカ女性は『わたしは手伝いをたのんでいない。この日本女性は、わたし一人ではこの作業をこなせないと思ったのか』と不満だった」という文章を読んだことがある。

国や文化が異なると行動した人の気もちが全く逆に受けとられる可能性がある。
さきのSさんの日記の「日本食堂」での「お茶を1人1人に渡してあげ」た日本女性がウェイトレスに誤解を与えていなければラッキーである。
しかしアンラッキーのばあいもあることを心とめおいたほうがよい。


2.アメリカ人はとくにそうだが、外国女性は裁判制度をよく利用する。
ひとたび問題がおきるとマアマアでことを済ませる「あいまい」な考えはなく、なにがJustice(正当)かを徹底的に ― 日本人からみればしつこく ― 追求するからである。
これにはアメリカでは弁護士の数おおく、訴訟にもちこまれる件数もとうぜん増加するとの社会的要因もある。


日本でも大きく伝えられた裁判では、ハンバーガー店のコーヒーによる「やけど」事件があった。
熱いコーヒーを買ったアメリカのおばさんは車の運転席にすわった姿勢で両足の腿のあたりにそのコーヒーカップを挟み込み、車を出そうとしたとたんにこぼれたコーヒーでやけどした。
日本人の感覚ではどうみてもおばさんが悪かろう。
しかしアメリカの国の裁判では、とほうもないほどの賠償金(千万単位か億単位か)をこのおばさんは手に入れた。
店が出すコーヒーの温度設定が高すぎた(熱すぎた)、やけどする可能性を店は客に事前告知してなかった、などの客側の主張が認められたからだ。

これもさきの日記の「日本食堂」での「お茶を1人1人に渡してあげ」た日本女性にあてはめる。
熱いお茶ならこの女性の「心遣い」は危険な要素をふくんでいる。
日本国内ならたとえまちがいがあっても「まあまあ」ですまされるか。
しかし外国で人にやけどを負わせたとなるとめまいがするほどの事後処理をするハメになる。
ウェイトレスの代わりに「余計なこと」をした日本女性はその過失の全責任をおうことになる。

冷たいお茶のばあいでも「余計なこと」をしたので他人の洋服を汚したことになる。
客のテーブルにまちがいなく料理を配膳するのはプロたるウェイトレスの分野。
だからチップもおく。
「素人が余計なことをしなさんな」といわれる可能性、大である。


異文化体験はおもしろい。
しかし「おもしろきなき」ことも頭のすみにとめおいたほうがよい。
その上で、やはりおもしろい、と思うことが肝要なり。

言葉をかえれば、その国の文化に順応しつつ行動し、異文化を楽しめればハピーである。

カテゴリ:語学・国際交流・社会貢献

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