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よくあるご質問

水を欲しがる血液

フーテン寅さんの前口上に「水くさい」がある。

「赤坂、四谷、麹町、ちゃらちゃら流れる御茶ノ水、粋な姉ちゃん立ちしょうべん。四角四面は豆腐屋の娘、色は白いが水くさい」。

しかし夏には、「豆腐屋の娘」のように「水くさ」くなるほど水を飲まねばいけません。

なぜならば、水分が増えると血液がサラサラになるからだ。

朝日新聞に「脳血栓」の記事。
医学関係の記事をやさしく書くのは難しそうである。
要するに、「脳血栓は夏に多いので、水分を多くとって予防しましょう」と書いている。


「脳血栓、夏こそ注意 節電、怖いのは熱中症だけじゃない」
「脳梗塞(こうそく)のひとつで、脳内の血管が動脈硬化などで詰まって起こる脳血栓の患者は、夏場にも多い。約4万6千人分のデータを分析すると、こんな結果が出た。脳の血管の病気は一般的に冬に多いというイメージだが、専門医らは「夏場も十分な水分補給で予防を」と注意を呼びかけている。
 中国労災病院(広島県呉市)の豊田章宏リハビリテーション科部長が、2002〜08年度に32の労災病院に脳卒中で入院した4万6031人のデータを分析したところ、脳血栓の患者は春2541人、夏2798人、秋2637人、冬2687人で、夏が最も多かった。月別では7月が最も多く、1、8月の順だった。豊田さんは「節電のこの夏は熱中症に加え脳血栓にも注意が必要。こまめに水分をとってほしい」と話す。
 脳卒中は全体の約7割を占める脳梗塞、血管が破れる脳出血、くも膜下出血の三つに大別される。さらに脳梗塞は、脳血栓と、不整脈などが原因で血液や脂肪の塊が運ばれ脳血管が詰まる脳塞栓(そくせん)にわかれる。今回の調査で脳塞栓や脳出血、くも膜下出血は夏に少なく冬に多かった。結果は京都で開かれた日本脳卒中学会で発表した」。


医学翻訳を駆けだしているわたしはこの記事を読み、「脳卒中、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳血栓、脳塞栓」の関係がひとめでわかる絵のような文章図式がほしくなった。

そこでまとめたのが以下。


脳卒中(a stroke; (cerebral)apoplexy)(脳の血管の閉塞(詰まり)、血管の破損(破れ)による出血のこと)。3種ある。

1.(血管が詰まる)脳梗塞
2.(血管が破れる)脳出血
3.(血管が破れる)くも膜下出血

脳梗塞は、全体の約75%。2種あり。
1.(脳内血管に血液の塊ができる)脳血栓 
2.(不整脈などで運ばれた血液や脂肪の塊により血管が詰まる)脳塞栓

脳血栓 (a) cerebral thrombosisは7、1、8月の順に多い。


余談だが、英単語や医学記事を検索したので3時間くらいかかった。
しかし3時間なんてのは、司馬遼太郎にいわせれば「調べた」のなかに入らないであろう。
司馬遼太郎は、小説を書くにあたっては膨大なる資料を調べ、現地へ足を運んだりする。
だからこの作家の作品には、1人の侍が登場し、次にはその侍の人物像について詳しく書きつづられている。
本も分厚くなっている。
したがって、その物語を読み終えるのにかかる時間も短くないので「ヒマな人」には打って付け。


さて日記のまとめ。

脳内への水分の補給は、熱中症と脳血栓の予防になる。

「水くさい」という寅にかまっちゃいられない。

「しょうべん」に足繁く(あししげく)通うほど、水分をたくさん取りましょう。

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