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よくあるご質問

また起きました。

昨日の夕刻のことでした。

夕食を作ろうと流しに立った時です。

玄関のチャイムが鳴りました。

ボタンを押して、映像を確かめました。

三十数年前にわが家を新築した時からのお付き合いのある材木屋さ

んでした。

「はーい!」

私は、返事をすると同時に玄関に行き引き戸を開けました。

彼は前々から細身でしたが、更に細身になったように思えまし

た。

今年六十三さ歳の事でした。

やはり、若い時分でのご縁だったので、御年を取られた感は否めま

せん。

私もそうですが・・・・。

一頻り世間話をすると、彼は、

「奥さん!・・・・あのぅー昔、本を出されたでしょう。あの・・・お嬢さん

と!」

「あぁ、「シベリアの豆?」

「そうですそうです。あの本まだありますかね!・・・私の御客さんで、

その本が、欲しいという方゛あるんで・・・ありましたら・・・」

「・・・それが、それがね。もう本当にないんよ!本当に少ししか!」

「それが、ご家庭で色々あるらしくて・・・・・」

「待って、一冊てだけなら何とかなるから、ちょつとちよっと待ってね」

私は、急いで一冊を画廊に嫁いでいる姪がたまたま造った美しいデ

ザインの袋にいれると、彼の前にさし出しました

「よかですか、よかですか?」

「よかよ!」

「いくらで・・・」

「いま、二倍になっているんよ。ごめんね。貴方の顔を立てて、千五

百円で・・・」

かれは、その値段を払うと一例をして帰って行きました。

有難いことでした。

本当に部数がなかったのですが、彼のお話を聞いてお分けすること

にしました。

御本を読んで頂けた方々に、少しでも心の糧にならして頂き前を向

いて歩いて頂けたら、私と娘の幸せです。

この代金は、次の活動に使わさせて頂きます。

また、少しばかりですが、震災の寄付金にさせて頂きます。

つぎつぎに起きた「シベリアの豆」の出来事です。

カテゴリ:アート・文化

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