株価急落が示唆するもの

今週の株価は急落した。一週間で1,100円を超す下げは率でリーマンショック以来、幅で東日本大震災以来というから暴落と言ってもいいレベルだ。ある程度の下げは覚悟していたがここまで大幅になるとは想定できなかった。5月には調整局面があると踏んでいたが一か月ほど早まったことになる。

要因は様々考えられるが、ウクライナの地政学リスクや中国のバブル崩壊懸念の影響は軽微であった。堅調だった米国株が先行きの業績懸念から急落し、為替も104円→101円台と急激に円高になったことが日本株安のきっかけとなった。加えて日銀の黒田総裁の強気発言で追加緩和が無いと見た外国人投資家