底入れから次のマイルストーンへ

今週は地政学リスクなどの悪材料が一巡、戻り歩調となり5連騰で548円の上昇、15,300円台まで戻り、当面の底打ちが確認できた。先週金曜日、リスク覚悟で購入した投資家には思わぬ恩恵をもたらすこととなった。SQ算出日に底を付けるという過去のデータ通りの結果とも言える。

ただマーケットは夏枯れ相場、出来高も少ない上、建設株や高配当利回りの商社や薬品株の一部が上昇、トヨタや銀行など主力大型株の戻りは限定的であった。8月初めに大量に売却していた外人投資家はまだ戻って来ておらず、本格的な上昇相場には程遠い状況だ。眼の前には25日移動平均線が待ち構えており来週中に