総選挙と過熱感との綱引き(2)

総選挙後を睨んだ株価の先高感と上昇後の過熱感が交錯、一進一退の相場が続いている。そうした中、昨日はOPECが石油の減産に合意しなかったというニュースが流れ、原油価格が急落、1バーレル70ドルを下回る5年ぶりの安値になると日本株が反応し、急伸した。結局一週間では102円の上昇、17,459円の高値圏で取引を終えた。

先高感と過熱感の綱引きは来週も続くと見られるが原油価格が下落した分、先高感がやや有利に展開すると見られる。またテクニカル的にも過熱感も少しではあるが解消方向にあることも後押しとなるであろう。
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