期末に向けた攻防

今週は全く期待外れの相場展開となった。週初こそ上昇スタートなったが円高が進むと共に急激に勢いが無くなり失速、4日続落となった。注目の日米金融政策会合、予想通り政策の変更はなかったがFOMCではこれまで最もハト派的内容と言われるほど利上げ予想を年4回から2回に変更したことで金利が低下、円高ドル安が急速に進んだ。

FOMCの結果、米国株式は金利低下を好感、ダウ・S&P500共今年の下落分を全て取り戻し高値超えとなった。欧州、上海とも比較的堅調に推移、外部環境が好転している中、日本だけ低調という、正に今年の日本株相場の象徴的な動きとなっている。原油価格は下げ