膠着相場からの脱却

今週の日経平均、17,000円を挟んだ狭いレンジでの動き、いよいよ相場は煮詰まってきた感がある。続いていた三角保ち合いがいよいよ収束、この先上放れるか下放れるかで今後のトレンドが決まる可能性が高い。

懸念したベルギーの大規模テロの株式相場への影響は限定的であったこと。110円を超える様な円高懸念は米FOMCメンバーのタカ派的発言で6月に利上げがあるのではとの思惑で113円程度までやや円安が進んだことは日本株を下支えする要因となった。

ただこれまで急速に戻していた原油価格が再度軟調になるなど不安定な動き、商品相場の急落で大きな痛手を被った総合商社、物産