Robert Schumann's Advice to Young Musicians: Revisited by Steven Isserlis

以前紹介した、「シューマン著 音楽と音楽家」 の中に収められている「シューマンによる音楽の座右銘」に、スティーヴン・イッサーリスさんが、解説を加えた本である。英語の原書で、翻訳はまだないのだが、平易な英語で読みやすい。

イッサーリスは、日本でも人気のチェリストで、執筆や音楽教育にも熱心(ツイッターでも毎日、面白い発言をされている)

この本であるが、例えば、シューマンが、「合奏する機会があれば、逃さないこと。合奏は、よどみのない活き活きとした演奏スタイルを教えてくれる。歌手の伴奏も頻繁にすること」と書けば、イッサーリスが、次のような解説を加える。「