波乱の季節を乗り越える。

週明け北朝鮮ショックを受けて大幅安でスタート、翌日そうした地政学リスクが和らぐと一転大幅上昇、その後数日間は狭いレンジの値動きが続いていた。それもつかの間、米国で南北戦争の英雄リー将軍銅像撤去を巡る暴動が発生、白人至上主義者に対しトランプ大統領が理解を示したと受け止められる発言をしたことで人種差別のタブーに火が付き円高が進み株価も急落した。

大統領選挙で熱狂的にトランプ支持をしたのがこうした白人ナショナリズムの人達とも言われておりトランプとしてもバッサリ切り捨てるわけには行かなかったようだ。国を分断する議論にホワイトハウス内でも危機感が増幅した。産業界