『江戸の琳派芸術』 於 出光美術館

会 期 9月16日ー11月5日

17世紀、京都で光悦、宗達によって生まれ、その百年後に光琳、乾山兄弟によって華やかに展開した琳派。さらにその百年後に姫路藩主・酒井家の次男・抱一 (1761-1828) が江戸の町へ移植、鈴木基一らとともに洗練された江戸琳派が成立しました。
江戸という都市の文化の美意識のもと、小気味よい世界の江戸琳派を紹介した企画展です。

上質の絹本地に高価な顔料を用い、洗練された深さ・幅を持つ優れた技で描かれた抱一の画、ただただ、その美しさにうっとりするだけでも十分満足と言える時間・空間をコミュ・ルネサンスの仲間と味わってきました。