赤穂浪士外伝

▼ 矢頭右衛門七(やとうえもしち)の恋

12月14日といえば、赤穂浪士討ち入りの日です。
赤穂浪士の物語というのは、本編
(浅野内匠頭と吉良上野介の確執、切腹から討ち入りまで)
のお話だけではなくて、
四十七士のその他の登場人物のひとりひとりに、
それぞれの細かなエピソードがたくさん残されています。
ここまでくると、もうどれが実話で、
どれが脚色なのか、さっぱり分かりません。
それらのエピソードの中でも、私が特に好きなのが
「矢頭右衛門七」のお話です。

矢頭右衛門七は、討ち入りのときわずか17歳でした。