運転手は君だ車掌は僕だ





幼い頃から少年期、青春時代、熟年世代ぶれる事なく鉄道が好きだった

動く車両を遠くから眺めるのも良いが実際に乗車し移り行く生活の営みを車窓から見詰める方がより私らしい

青年時代は先頭車両に乗り運転席越しに見る鉄路のダイナミックさに心躍らせた

鉄道旅が趣味だし周遊券を利用し急行や各駅停車ののんびりした旅程が性に合った

絶滅してしまった急行電車が今となっては懐かしい

そんな私の鉄道観察にも少なからず変化が現れてきた

通勤時決まって乗るのは最後尾車両で車掌さんの近々に立つ

そして業務を静かに観察する楽しみを覚えた

指差し確