終日読書に暮れたのは久しぶり

10日の土曜日は大谷大学の公開講座『生きること・死ぬことについて考える』の3回目で、「菩薩たちの活躍と大乗仏教:人々の苦しみ悩みを越える道」として、経典の話があった。
 パーリ語仏典の「長部・中部・相応部・増支部・小部」の小部を除く4部は、漢訳仏典の四阿含に対応している。小部には『ジャータカ』『スッタニパータ』など15の経典があり、量は最も多い。
 最古の経典の一つに数えられる『スッタニパータ』には、ブッダの直説の第4章の第14「迅速経」は菩薩のための道、第15「武器を執ること経」は聖者のための道、第16「サーリブッタ経」は比丘のための道。第5章「彼岸