天津風     五節の舞       二月十八日

紅梅です
「五節の舞(ごせちのまい)」と名付けられた八重の紅梅です
この梅は早咲きとされていますが、植えられた条件でかなり違うようです
勿論、園芸品種で、それだけに姿、紅の色合いは見事なものです
「五節の舞」とは、大嘗祭や新嘗祭に行われる豊明節会で、大歌所の別当が歌う大歌(おおうた)に合わせて舞われる舞のこと
普通は、4〜5人の舞姫によって舞われるのです
由来は、天武天皇が吉野宮へ行幸したおりに、離宮で琴を弾いておられると、雲の中から天女が現れ、降りてきて「乙女ども 乙女さびすも から玉を袂にまきて 乙女さびすも」と詠じて、袖を5度翻して舞ったとの故事