お気に入りさんとの八朔交流

猫の額よりも狭い我が家の庭に、お邪魔虫の八朔の木がでんとある。冬になるとこの木が貴重な日差しを遮ってしまうから、切り倒しちゃおうかと何度も思った。
 
これ以外にもう一つ切り倒したくなる理由がある。梅雨のころになると熟しきった実が道に落下、それを車が押しつぶし公道を汚すことになって、近所からの苦情となってしまうからだ。頃合いを見計らって、2階のベランダから物干しざおでぶっ叩き落とし、急いで道路に出て拾い集めては、ご近所に配っていた。

しかし 何分にも酸っぱいので、そうそう喜ばれるものではない。ある友人が言った。「マーマレードを作るのは面倒だけど、できた