ブロークン・フラワーズ(2005)

先月の下旬にTOKYO MX2で放映された際の録画を、昨日(4月30日(月・祝))午後に消化。初見。
資産と暇はあるけれど女にからきしだらしない中年男のもとに、元カノのひとりから「実は別れた後、あなたの子を産んだ」という手紙が来るのだが、かつてはドン・ファンとあだ名された男、思い当たるフシが多過ぎて、署名なき手紙の差出人がわからない。全米を飛び回って「容疑者」を訪ねる旅の顛末を描く、ちょっと虚無的な“人間喜劇”。
そもそもジャームッシュの映画を全編通してみたのが実は初めてで、多分生理的に苦手な方なのだろう。シリアス「寄り」なビル・マーレイも、実はあまり得