20日の関田峠の開通を待ったのに、路肩崩壊で関田峠まで進めず、仕方なく下の登山口から入った。
まだこの先の苦労を知らずに、白く輝くタムシバを見て準備しながら喜んでいた。
ここはブナ姫やブナ太郎へ続くコースだが、雪で大きく曲がった木々が塞ぐ登山道は、枝下を潜って潜って、時々跨ぎ、時には踏みつけて歩く、体の柔らかい人が羨ましい道だ。
それが残雪・泥道と来ては、のろのろ運転に燃料消費は激しく早々疲れるが、ブナ林の新緑に皆が感嘆の声をあげる。
ブナの緑には幹の白がなんて合うんだろう・・
さんさんと射しこむ光が緑を透かす。
今日は早出でだから急ぐ必