退院後に観た映画

(1)「ラプラスの魔女」
東野圭吾の同名の小説を三池崇史監督が映画化したもの。
この作品はつい一カ月ほど前、入院中のベッドで原作を読んでいたので、その興味から観に行きました。さすがの筆達者な東野圭吾も多少しんどくなってきたのかなと思わせるものが随所に見られましたが、映画化するとなれば、その悪い点が拡大されてしまい、ミステリーとしても、人間ドラマとしても、どこか中途半端な印象を受けました。
櫻井翔や広瀬すずの人気に支えられてそこそこヒットするでしょうが、東野圭吾原作の映画としては駄作の部類に属するのではないでしょうか?
物語は原作とほぼ同じで、硫化水素によ