「寝たきり老人」国の日本


「生かされている」から。

生きていることに価値があるという日本的考えがあるから。
そして、心疾患、肺炎(誤嚥性肺炎)、脳卒中などがん以外の病気の患者にも、延命処置を家族が希望するから。

従って、食欲がなく、食べなくなっても、中心静脈栄養、経管栄養、末梢点滴などで「自然死」しないから。
また、人工呼吸器などで命つなぐから。

病院もこれらの「濃厚医療」を重視するから。
すなわち、延命処置で診療報酬が高くなり、経営的には大いに有利だから。

それでは口から食べられない親を「自然死」させたいと思っても、「受け皿」がないから。
延命を処置しない場合の診療報